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海外で掛かりやすい感染症について

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感染症は、日本においてはウイルスを原因とするインフルエンザや細菌を原因とする結核などが広く知られていますが、非常に数が多く、海外には様々な感染症が存在します。
種類によっては、例えば天然痘など、日本でほとんど症例が見られないことから既に撲滅されていると勘違いされている感染症もあり、十分な注意が必要になります。
中でも特に注意が必要なものに輸入ウイルス感染症があり、分類方法の1つに侵入経路があります。
侵入経路は、大きく、人、食品・生体材料等、動物・節足動物に分けることができ、代表的なものには人を介して感染をする天然痘、動物等を介する狂犬病やマラリア、食品等を介するコレラなどがあります。

また、A型肝炎の場合には人、食品等の2つの侵入経路を持ちます。
因みにA型肝炎は、症例は少ないものの国内でもかかる可能性があり、現在、1歳以上を対象としてA型肝炎ワクチンの予防接種が設けられています。
海外から帰国をし体調不良を覚えた場合には、輸入ウイルス感染症を疑う必要があり、最悪のケースを防ぐためにも、速やかに医療機関での検査を受けることが重要になります。

例えば狂犬病は全ての哺乳類に感染することが知られていますが、ほぼ100%の確率で死に至る非常に高い致死率を持ちます。
原因としては感染した動物に咬まれてしまうことがあり、海外ではむやみに動物に触れないことが予防につながります。

輸入ウイルス感染症の中でも、日本でも知名度が高い種類としてコレラ、マラリアがあります。
どちらも特徴があり、まず、コレラの場合には2~3日の潜伏期間を経て下痢と嘔吐が現れます。
米のとぎ汁のような大量の下痢便が続き、急激に体液を失うことで脱水状態となり、腹痛はなく、体温はむしろ低下します。
進行してしまうと意識障害からけいれんを経て死に至る場合があり、致死率は未治療で75~80%とされています。

マラリアは、感染後10日程度が経過したのちに、38度以上の発熱が伴うことが特徴になります。
倦怠感などインフルエンザに近い状態になることから勘違いしてしまうことも多く、マラリア原虫の種類によるものの、発熱に48時間~72時間ごとの周期性があることも特徴の1つになります。
中でも熱帯性マラリアは、肝臓や脳障害を併発して重症化するケースがあり、十分な注意が必要になります。

結婚前のブライダルチェックは大事

海外で掛かりやすい感染症に関しては、外務省で種類を掲載しています。
具体的には、蚊やダニなどが媒介する感染症、動物由来感染症、諸外国での感染に注意すべき感染症、その他注意すべき感染症に種類が明記され注意喚起が行われています。
喚起内容では、帰国時において体調不良がある場合には検疫所での健康相談を推奨しており、しばらく経過した後に具合が悪くなった場合には、早急の医療機関による受診と、必ず、渡航先、活動内容を報告することも掲載しています。

感染症の対策として有効な方法の1つにブライダルチェックがあります。
ブライダルチェックは、通常、性感染症の検査をするために用いられていますが輸入ウイルス感染症にも有効な方法であり、大きな理由としてウイルスの潜伏期間があります。
感染症の多くは数日の潜伏期間を持ちますが、中には非常に長い期間潜伏してしまう種類もあり、最悪、結婚後に発病してしまうことも考えられます。
潜伏期間は、例えば、日本でも北海道、九州・四国に見られるエキノコックス症は数年~十数年の潜伏期間があります。
エキノコックス症は寄生虫を原因として発症する感染症ですが、世界中に分布しており、未治療における致死率は94%とされています。

ブライダルチェックでは、通常、性感染症の他に、風疹、B型肝炎、C型肝炎、貧血、肝臓・腎臓機能が行われます。
しかし、海外から帰った場合には、渡航先における感染症の検査もした方が良く、この場合、渡航先で注意が必要となる種類を対象として行うことになります。
ブライダルチェックを受ける時期は、結婚式の6ヵ月~3ヶ月前くらいに受けることが多く、事前に受けることで安心して結婚することができます。
性感染症では自宅で受けることもできますが、輸入ウイルスの場合には医療機関を利用することになり、大切なことはカップルで受けることです。

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